大阪の商売繁盛の神様「えべっさん」の福を授かりに今宮戎神社へ

大阪の新年の伝統行事「十日戎」。
1月9日が 宵戎 (よいえびす)、 1月10日は 本戎(ほんえびす)、1月11日は残り戎(のこりえびす)、と3日間にわたり今宮戎神社は大いに賑わいます。

この時期になると、大阪の街中では笹や縁起物を持って歩く人が多くみられるので、それもまた風物詩となっています。

ここでは境内の楽しみ方だけでなく、神社の周りでの楽しみ方もご紹介させて頂きます。

神社までの道のり

今宮戎神社の最寄り駅は南海線の今宮戎駅ですが、
今回は難波駅から歩いていきました。

普段なら徒歩15分ほどの距離ですが、
人ごみと、混雑緩和の為少し迂回するルートの道案内が掲示されているので、20~30分くらいかかりました。
人の流れに従えば道に迷うことはありません!
道の両側には凄い数の屋台がでており、これもまた大賑わい!
お酒片手に食べ歩きしている人の多さに驚きました(笑)

今宮戎神社境内へ

境内は協賛名や奉納者名などが書かれた大量の提灯 で埋め尽くされています。

「商売繁盛で笹持ってこいっ!!」の音頭が鳴り渡り、とても賑やか!

本堂に参拝

えびす様は商売繁盛だけでなく、家内安全の神様でもあるので、

商売してなくてもご利益があります。

福笹を頂く

参拝が終わったら、次は境内の入り口近くで配られている“福笹”をもらいにいきます。

福笹は無料です!

リクエストすれば気に入った葉の感じや大きさも選ばせてくれますよ。

縁起物をつける

頂いた福笹に、 米俵や小判や鯛など の縁起物をつけてもらいます。

縁起物は だいたい1つ1500円です。

3000人近くの応募者の中から選考された40人美女「福娘」の方々に、それぞれの縁起物の意味を教えてもらって選んでみてくださいね。

銅鑼をたたいてえびす様を呼ぶ

本堂の裏に銅鑼(どら)があります。
えびす様は耳が遠いので、手のひらで銅鑼をたたいて大きな音を出し、お祈り事のを聞いてもらうそうです。

本堂の裏と言っても、ぱっと見たところ銅鑼は見当たりません。
みんながドンドンならしている所まで近づいていくと、
参拝者の名刺た店のステッカーなどで埋め尽くされた銅鑼が見つかります!

神社の外の楽しみ

参拝が終わって外へ出ると、
縁起物を売っている露店が並んでいます。

露店それぞれにデザインが違っていて、ピンとくるものを探すのも楽しいです。
ちなみに、
熊手や福箕 (福ざる) は、 幸運や金運を「かき集める」という意味を込めた縁起物だそうです。

しかし、値段は書いてません!
お手頃なものは1000円から、大きなものでしたら数万円もするものもありまずが、
まず値段を聞いてから値切り交渉みたいな感じです。

1つだけ買う場合は、あまり値切りはしてくれないかもしれません。
2つ以上買う場合は、結構がんばってくれますよ!

大阪のおっちゃんおばちゃんに慣れてない場合は勢いに圧倒されてしまいそうですが、
私個人的には、1年の景気づけに、高く買っても良し、安く買っても良し、と思っています!

ちなみに、BEEHIVEの縁起物は熊手を買いました!

「親子参り」

えびす様の今宮戎神社から徒歩15分に大黒様の大国主神社があります。

実は、えびす様と大黒様は親子関係にあり、大黒様が父、えびす様が子、という関係だそう。

ですので、父である 大黒様の大国主神社 へ先にお参りしてから、 えびす様の今宮戎神社 へお参りすると、金運アップのご利益があると言われています。

実際のところ、十日戎の3日間は凄い人なので、大黒さんはまた別の機会に、、と思って行けないパターンになることが多いですが。。><

まとめ

以上、2020年令和初の十日戎の様子でした!
えびす様にお願いしたので、商売繁盛は間違いなし!
近いうちに大黒様にもご挨拶に行って参ります!